混戦



464 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 04/02/04 18:16
ちょいとアンチテーゼみたいな話を書いてみる。

俺の家は国道に面していて、夜中でもトラックや族が走っている。
時々、そいつらが事故って惨事を引き起こす事を除けば、至って普通の田舎町だ。

その日、厨房だった俺はお年玉で買ったラジオも聞けるMDウォークマンで
深夜ラジオを聞いていた訳だ。
真っ暗な部屋の中で布団を被り、イヤホンで放送を聞いていると時折ノイズが入る。
「ん?平壌放送でも混線してるのか?」と思ったが、放送を聞くには支障がないレベルだったのでそのまま聞いていた。
最初にノイズに気づいてから20分くらいしてからだっただろうか。 さっきのよりも大きなノイズが入った。
「ま・・・・で・・・・やし・・・」
直感で平壌放送でも北京放送でもないと思った。 これは日本語だ。
それから数分間隔でノイズが入ったり、入らなかったりした。
俺はノイズの内容が気になって、ボリュームを最大近くまで大きくした。
深夜ラジオの放送もエンディングになり、もう寝ようと思った時だった。
今までボリューム最大近くで聞いたのに、そのボリュームを遙かに凌ぐ音量で
今までにないくらいハッキリとノイズの声が聞こえた。

「横浜から八王子までとんぼ返りでさー・・・」

トラック野郎の違法無線だった…

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2017-10-14 12:09 : 怖い話 : コメント : 0 :
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