浮浪者



351 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/02/20 21:38
遅い時間まで仕事が長引き、
自宅近くの某駅を降りたのはすでに夜の12時をまわっていました。
田舎の無人駅なので、一緒に降りる人もほとんどいず、
しばらく家へ向かって歩くと、私一人だけになりました。
ふと人の気配を感じて、後ろをふり向くと浮浪者のような人が、
なにか歌のようなものを歌いながら、ピョンピョンとジャンプして、
こちらに近づいてくるのが見えました。
少し怖くなったので、小走りし、また後ろを振り返るとその人は居なくなっていました。
どこかに行ったのかな、と思い、安心して歩速を緩めると、
また後ろで人の気配と、妙な歌声が聞こえてきました。
振り返るとさっきの浮浪者がまた、ピョンピョンジャンプをしながら
私に近づいてくるのが見えました。
もう怖くなって、走って逃げようとしたその瞬間、浮浪者がフッっと消えました。
驚いて立ち止まっていると、次の瞬間、私の目の前にフッっと浮浪者が現れました。
そしてニヤニヤ笑いながら、妙な歌を歌いピョンピョンジャンプしていました。

その日、私がどうやって家に帰れたか良く記憶がありません。
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2017-08-07 12:12 : 怖い話 : コメント : 0 :
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