11番目の客

698 アフィブログへの転載お断り 2013/07/21(日) 09:51:14.98 ID:lguYVzug0
変な体験した。
とある所に一人旅行に行ったときの話。
昼時になって飯でも食うか、と言うことになってふらっと入った飲食店。
そこそこ客が入ってる様子。
バイトの店員らしき人がこちらやって来たのだが、なぜだがばつの悪そうな表情をしてた。
一応注文聞いたんだけど、その後もそこに立ち止まって何か言いたげの様子。
そしておもむろに口を開いた。
「あの・・実はサービスをやってまして、その日の10人目のお客さんは11人目のお客さんが注文されたメニューのお勘定を・・その・・」
そこで言い淀んだので「払えって事?」と聞くと申し訳なさそうに「はい」と答えた。
わざわざ説明するって事は俺がその10番目の客らしい
サービスじゃねーよそれ、罰ゲームじゃん・・・と思ったけど旅の思い出として良い話の種になると思い了承した。

程なくして11番目の客が入ってきた
黒の帽子に黒のスーツという観光地には似遣わない出で立ちの初老の紳士(まさに)だった。
さっきのバイトの店員が、やっぱりばつの悪そうな表情で注文とサービスの説明をしていた。
俺は横目でちらっと伺っていたんだけど、考えとくと言ったのかバイトは引っ込んだ。
すると紳士はおもむろにポケットからマジックを取り出して何やらテーブルに書き込んだ。
おいおい、店のテーブルだぞそれ・・・・と思っているとバイトを呼び出した。
注文を聞いたバイトは怪訝な表情をしてた。
で、俺に向き直ってこっちにやってきた。
俺が「何注文されたんですか?」と聞くと「あの~・・・富士山って」
「は?」
「富士山ってだけ言ってて他には何も」
なんだそりゃ?と思い紳士の方を見るとそこにはいない。
店を見回してもどこにもいず、既に店を出たようだった。
俺はさっき紳士がテーブルに書いた物が気になって、紳士が座っていた席に行ってテーブルを見てみた

ぞっとした。そこにはなぜか俺の名前が書いてあった。それに×印が入れられて、その下に富士山と書いてあった。
もちろん知らない人間でなぜ俺の名前知ってるのか謎だし、富士山って何なんだよ?

あの紳士は死神で、俺を連れて逝こうとしたが思いとどまって、富士山を爆発させる気だと思った俺はオカ板の見すぎかな
後から写真撮ってきゃ良かったと死ぬ程後悔したよ

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2017-03-06 17:28 : 怖い話 : コメント : 0 :
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