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日本人形




Aさんという男性がいました。
彼は、N県にある旅館に泊まることになりました。
その旅館の入り口には古い日本人形がおいてあり、
不気味な雰囲気を醸し出していました。
昼の内は何もなかったのですが、夜に、ある出来事が起こりました。
真夜中、ふと目を覚ますと、障子に小さな人形のような影が映りました。
障子を開けましたが、そこには何もありませんでした。
気のせいだと心に言い聞かせ、寝ようと思うのですが、
目がさえてなかなか寝付けませんでした。

急にトイレに行きたくなり、トイレへ向かおうとすると、
トイレの反対側から、
入り口においてあった日本人形が、
すり足で歩いて来るではありませんか。
怖くなり、そのままトイレに駆け込み、
ドアノブを思いっきり握りしめ、開かないように押さえていました。
人形も、ドアを思いっきり開けようとしてきます。
そして、人形との戦いは終わり、気絶してしまいました。
起きあがったのは次の日の朝。
荷物をまとめ、今すぐに家に帰る準備をしました。
そして、旅館主さんに、昨日の出来事を話すと、
「うち、日本人形なんておいてないわよ?」
と言われました。
入り口にあったはずの日本人形は、いつの間にかなくなっていました。



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2018-11-11 22:23 : 怖い話 : コメント : 0 :
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